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もう会話に困らない!ホームステイ先で使える英語フレーズ

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14 5月 2016
ホームステイに役立つ英語フレーズ

海外留学の一部ともいえるホームステイ。“生の英語”に触れられる滅多にない機会なので、留学期間が短期の場合には特に活用したいシステムです。

しかし、英会話の経験がないのに急にネイティブの家庭で一緒に暮らすなんて本当に大丈夫?と心配にもなりますよね。

このページでは、ホームステイをするときに知っていると便利な英語フレーズをまとめてご紹介します。

 

ホームステイで押さえておくべき英会話のポイントとは?


ホームステイでの英会話のポイント

 

ホームステイの良いところは、限られた留学期間に、実際に使われている英語に触れる時間を最大限にすることが出来ること。

他人の家に住まわせてもらう、ということで緊張することもありますが、これも勉強・経験だと思い、家族のいる場所で一緒に時間を過ごす事が大切です。

 

●ポイント1:学校で習ったことの練習の場

ホストファミリーは、英語の試験とは違って、留学生に対して完璧な英語は求めていません。自信がなくても、知っている単語で話す練習をするのに最適な場です。英語力がなくて話すのが難しい場合でも、家族の会話を聞いているだけで勉強になります。

特におすすめなのは、その日学校で習った単語や言い回しを、家族に対して使ってみること。初めて習った内容は実践していかないと身に付きません。忘れる前にその日のうちから使っていくのは、効率のよい勉強法ですね。

 

●ポイント2:日本語から直訳には注意する

日本語には、英語に直訳しても伝わらないものが多々あります。

例えば、日本語では当たり前になった「空気を読む」という表現を、知っている単語に直訳して「read air」と言っても全く伝わりませんし、「青春」という漢字にならって「blue spring」と訳しても、「青春」と理解してもらえる可能性は残念ながら一ミリもありません。

英会話に慣れないうちは、日本語を訳さずに英語で話すのはハードルが高いですが、どうしても日本語で文を考える必要があるのなら、シンプルな文章を組み立てましょう。

 

●ポイント3:丁寧な言葉遣いを心がける

ポイントの中でも特に重要なのが、丁寧な言葉づかいを心がけるということ。英語には敬語がないと言われますが、丁寧な物の言い方と、そうではない言い方というのはあります。

特に以下のポイントには気をつけましょう。

・何かをお願いするときには必ず「Please」を付ける
・使ってみたくてもスラングの使用は避ける
・テレビや音楽シーンで多用されているFワードを代表とする汚い言葉を使わない(特に子供のいる家庭での汚い言葉遣いは絶対にNGです。)

親しき仲にも礼儀ありです。

 

●ポイント4:理解する努力をする

相手の言っていることが理解できない時、なぜ理解できないかを考え、理解する努力を怠らないようにしましょう。

もし相手が早口すぎて聞き取れなかったら、「Could you speak slowly, please.(ゆっくり喋ってください)」と伝え、ゆっくり話すようにしてもらったり、会話の中で分からない単語が出てきたら、「What does “○○” mean?(○○の意味は何ですか?)」と聞いて説明してもらうか、それでもわからない場合には「How do you spell it?(それはどうやって書きますか?)」と聞いて単語のスペルを教わり、辞書を引きましょう。

一番気をつけたいのは、一緒に暮らすときに知っておくべきルールを教わっているときに、よく分かっていないのに適当に相槌をして後から問題になってしまうこと。

大切な内容のときは、恥ずかしがらずに何度も聞き返し、どうしても理解できなかったら紙に書いてもらい、辞書や翻訳機を使って理解できるまで読み返しましょう。理解しようとする姿勢は誰も笑ったりしません。

 

 

ホームステイ先で使えるトピックとは?


ホームステイで使えるトピックとは?

 

これまで知らなかった人との会話でしかも英語だと、なおさら何を話したら良いのか分からない!ということは誰にでもあります。

そんなとき、話の切欠にしやすいのは家族について話すこと。自分の家族構成や職業、趣味、ペットの話などは、誰にでも受け入れられやすいですし、難しいボキャブラリーや文法が必要ないのでおすすめです。

写真を見せながら説明することで、英語では説明できないものでも、相手も理解しやすく興味も惹かれるので便利ですよ。

また、ホストファミリーに会話を振るのにおすすめなのが、その土地の観光地美味しいレストラン散歩におすすめなコースなど、その地域に関する情報を尋ねること。

友達と出かけたり、週末行ってみる事ができますし、行ってみた後には感想も伝えられるのでコミュニケーションの内容として最適です。

 

 

まずは基本的なところから!ホームステイで使える英語フレーズ


ホームステイで使える英語フレーズ

 

初めての海外生活だと、実際にどういうシーンでどういった英語が使われているのか分からず、簡単な言い回しなのに自信がなくて口に出すことが出来ない、なんてこともあります。

そこで、ここからはホームステイで体験するシチュエーション別に便利な英会話を紹介します。

 

始めての挨拶編

第一印象は大切です。とびきりの笑顔で「Hello!」と挨拶から始めましょう。

英語では、初めて会った人でも、「初めまして」の感覚で「How are you?」を使うので、「Hello! How are you?」はセットで一気に言ってしまうのが良いでしょう。

その後で、「My name is ○○, nice to meet you.(私の名前は○○です、お会いできて本当に嬉しいです。)」と続けます。中学校の教科書で習ったとおりでOKですよ。

 

日常的な挨拶編

誰でも知っている単語ばかりなので、英語に自信がなくても大きな声で伝えたいですね。

朝最初に会ったら「Good morning.」、家を出るときには「See you later.」、夜寝るときには「Good night.」ですが、挨拶の後に家族の名前を添えるとグッと親しみが増します。「(例)Good morning, Jenny.

英語では下の名前で呼び合うのが当たり前。10代の子どもたちが、友達の両親も名前で呼び捨てにするくらいです。年上のホストファミリーに対して名前を呼び捨てにするのは抵抗があるかもしれませんが、至って自然なことですので、英会話の一環としてこの機会に慣れてしまいましょう。

 

食事編

「いただきます」を言い慣れている日本人にとって、何も言わずに食事を始めるのは居心地の悪いものです。しかし、「いただきます」に当たる英単語はこれといったものがないので、家族が食事を始めたら何も言わずに食べ始めてしまって大丈夫です。

どうしても何か言ってから食べはじめたいなら、「Looks delicious.(美味しそうです)」「Thanks for nice meal,○○.(美味しそうなご飯をありがとうございます、○○(作った人の名前)さん)」と感謝や感想を伝えるのが自然です。

また、褒められて嬉しくない人はいませんので、美味しいと思った料理は積極的に褒めましょう。

This is very yummy.(これは凄く美味しいです。)

I love this.(これがとても好きです。)

Could I have a recipe for this, please?(この料理のレシピをいただけますか?)

This is the best ○○ I've ever had!(これはわたしが食べた中で一番美味しい○○です。)

多少大げさに話すくらいのほうが丁度いいですが、さすがに毎日「レシピ、レシピ」と繰り返すと「本当に美味しくて言っているのだろうか?」と面倒くさがられる可能性もあるので、本当に気に入った料理に対してはそれ相応なオーバーリアクションを取るのが良いです。

美味しい美味しいと言って食べているとこれもこれもと勧められることもありますが、お腹がいっぱいになったら、「I'm very full, thank you.(とてもお腹いっぱいです、どうもありがとう。)」「I can't eat any more.(これ以上食べられません。)」とお腹がいっぱいであることを伝えましょう。

食事中は家族とコミュニケーションを取りやすい時間でもあるので、積極的に発言したいですね。

 

日常会話編

英語を話すことに慣れていなかったり、リスニングの練習はたくさんしていても、相手のアクセントや使う単語に慣れていないと、一度で聞き取れない、ということはよくあります。ネイティブ同士の会話でもあることですので、何度も聞き返すのは失礼かも?と思わずに、分かるまで聞き返しましょう。

聞き返す表現は、

Could you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)

Could you speak a little slower, please?(もう少しゆっくり話していただけますか?)

Pardon?(ごめん、なんて?)※語尾をあげて

Sorry?(ごめん、なんて?)※語尾をあげて

あたりが使えます。

また、会話の中で話すのと同じくらい重要なのが相槌の表現。英語で急に話し上手を目指すのは難しいですが、聞き上手になるのはそんなに難しくありません。日本語で話す時よりもオーバーリアクションめに、幾つかのバリエーションを覚えておきましょう。

Really?(本当?)

Wow!

That's great!(その通り!)

I see.(なるほど。)

Absolutely.(その通りです。)

No way!(嘘でしょ!)

That must be fun.(それは絶対に楽しそう。)

Sounds great.(凄く良さそうです。)

Oh no!

That's sad.(それは悲しいですね。)

 

許可・依頼・質問編

ホストファミリーには預かっている生徒に対する責任が発生するので、いつ、どこで、何をするのか、いつ帰る予定なのか、夕食は必要なのかは、はっきりと伝えてから出かけましょう。

とくに、夕食には準備が必要ですので、必要ないことが決まったらなるべく早めに伝えるのがマナーです。

I am going to shopping/school/see my friend.(買い物/学校/友達に会いに行ってきます。)

I will be back before 5 pm/dinner.(5時/夕食までには帰ります。)

I don't need dinner today.(今日は夕食はいりません。)

I will be home around 8 pm.(8時ころ帰ってきます。)

I will have dinner when I come back so please keep it for me.(夕食は帰ってきたら食べるので、残しておいてください。)

生活の中で疑問に思ったことを尋ねやすいのもホストファミリーです。学校への行き方や、近所のスーパーの場所の確認など、初めての街で迷わないようにしっかり確認しましょう。

How can I get to my school?(学校へはどうやって行けばよいですか?)

Which bus do I need to take to go to school?(学校へ行くにはどのバスに乗れば良いですか?)

Where is the nearest supermarket?(一番近いスーパーはどこですか?)

How long does it take if I walk?(歩いて行くとどれくらい掛かりますか?)

 

感謝の気持ち編

最終日には、丁寧にお礼をして帰りましょう。仕事や学校の都合で、最後に会えるのは前日の夜になる家族メンバーもいるかもしれないので、一人ひとり忘れないようにお礼を言いたい場合には注意しましょう。

Thank you for everything.(いろいろ有難うございました。)

I had great time with you.(あなたと素敵な時間が過ごせました。)

I enjoyed my stay very much.(こちらでの滞在はとても楽しかったです。)

I will miss [your cooking/playing with you/this home].(「あなたの料理/あなたと遊ぶこと/この家」がなくなることを寂しく思います。)

 

 

英語ができなくて不安。そんなときの心構え


ホームステイの心構え

 

これまでに英会話を実践する機会に恵まれてこなかったのに、急に海外で実践となると、最低限のコミュニケーションが取れるのか、変な間違いをしてしまわないか、知らずに失礼な態度になってしまわないか、心配は付きませんよね。

 

心構えその1:様々な家族のかたちがある

ホームステイというと、優しいお父さんとお母さん、幼い子供2,3人と犬がいる大きなお家に滞在して、専業主婦のお母さんは美味しいご飯を作ってくれ、週末には家族と一緒に出かけ、別れの時には泣いて別れを惜しんでくれる、という絵に描いた内容を思い浮かべるかもしれません。

もちろん、こういった家庭もありますが、最近の家庭では夫婦共働きでふたりとも忙しくしていることは珍しくありません。子供はすでに独立して自身は定年退職した夫婦が空き部屋を貸し出しているような家庭も少なくありません。

また、ホストファミリーも人間ですので、言葉はうまく伝わらなくても意気投合できることもあれば、逆にどうしても相性が合わない場合もあります。

思い描いていた家族とは違った、もしかしたら苦手なタイプの人である可能性もあることを念頭に置いておきましょう。でもそれは決して失敗ではありません。人には相性というものがあるので、どうしてもこのままではうまく生活ができないと考えたら、ホームステイを変更するのもありだと思います。

 

心構えその2:「こうあるべき」という考えは捨てる

自分に対しても理想を求め過ぎないようにしましょう。

とくに英語に関しては、ひと月頑張ったからといって急激にうまく話せるようになるわけではありません。完璧じゃないから自信が持てなくて話せない…、なんてことになったら勿体無いので、自分の英語が理想とは違うことを認め、知っている内容を駆使してたくさん会話をする努力をしましょう。

 

 

コミュニケーションを取る姿勢が大切です!


ホストファミリーはあなたが英語を勉強しに外国へ来ていることを知っています。スムーズな英語じゃないからといって、イライラしたり、戸惑ったりするわけではありません。

言っていることが分からない時には、正直に分からないと伝えたり、何か聞かれたら知っている単語をつなぎ合わせるだけでも良いので、コミュニケーションを取る姿勢を見せましょう。

一生懸命な姿勢が大事なのです。


 

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