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これで不安を解消!留学中に友達を作るコツ

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19 1月 2018
留学先で友達を作るコツ

期待と不安の入り混じった気持ちの中スタートさせる留学生活。きっと中には始めての海外生活という人もいると思います。

日本を離れるという大きな変化だけでなく、英語がうまく話せるかどうか、新しい生活にはいつ慣れるのかなと心配し出すときりがありません。中でも、留学生活の充実度を大きく左右する友達作りという点では出発前から不安に思っている方も多いのではないでしょうか。でも、心配し過ぎも良くありません!きっと時間とちょっとした心意気が解決してくれるはずです。

留学先での友達作りのコツ


今回の記事では、少しでも心配事が減らせるように、留学先での友達を作るコツをご紹介していきます。

 

留学前からできる準備


渡航する前に準備できることもあります。備えあれば憂いなし。
そんなに難しいことではないので、まずは以下の準備をしておきましょう。
 

●英語で自己紹介ができるようにしておく

留学中は、多くの場面で自己紹介をする機会があります。
自分の名前が外国人にとって発音が難しかったり、覚えづらいようであれば、英語のニックネームをつけてしまうのもオススメ。 名前の発音が難しい中国や韓国の留学生はよく英語の名前を使っているのに気がつくかもしれません。

また、出身地を紹介するときは「I’m from 都市名」と簡単な一言で終わってしまうのはもったいない!自分が日本代表になった気持ちで、その都市は日本のどこなのか、何か特色がないかといった情報を付け加えてあげると相手に印象を残すことができます。いくつか例をご紹介しましょう。


I’m from Fukuoka. It is located in the south-west of Japan.

(福岡出身です。日本の南西に位置しています。)

I was born in Yokohama. It is right next to Tokyo.

(横浜で生まれました。東京のすぐ隣です。)

Where I’m from is known for hot springs.

(私の出身地は温泉で有名です。)

お互い留学生同士であれば、留学の目的を話す機会も出てくるでしょう。短期留学の場合、目的そのものが英語を学ぶことかもしれませんが、「文化も学びたい」、「友達をたくさん作りたい」、「旅行もしたい」、といったプラスの目的も説明できるようになれば、話が広がるはずです。


●自分から気軽に話しかける気持ち

もちろん、国やその人の性格にもよりますが、日本と比較するとフレンドリーな人が多い英語圏では初対面の人同士でもエレベーターの中やちょっとした待ち時間などに会話を始めることがあります。

ウォーキング中に目が合えば朝の挨拶するなんてことはしょっちゅう。はじめは驚いてしまうかもしれませんが、よく挨拶を交わす近所の人などとはそのような機会をうまく使って、そこから会話を始めてみてましょう。

町中でいきなりはちょっと...という人は、レストランやカフェの店員さんはどうですか?レストランでは、チップを渡すというシステム上、テーブルごとに担当が決まっているので、席につくとフレンドリーに自己紹介からはじめてくれるはずです。日本食レストランであれば、働いている人も日本に興味を持っている可能性が高いので、ちょっとした会話を始めるのもそう難しくはないはずです。
 

さて、準備と心構えができたところで、次から友達作りのコツを見て行きましょう。

 

部活動や学校のアクティビティ、イベントに参加する


新しい土地でスタートさせる留学生活では、日本にいる時よりも意識して積極的にイベントやアクティビティに参加することをオススメします。

語学学校では、日々のアクティビティを豊富に用意していますし、それだけでなくクラスメイト同士で開くホームパーティーにも顔を出してみましょう。クラスで話すのは数人だけという人でも、アクティビティに参加することによって普段は話すことのないクラスメイトと知りあえたり、他のクラスの人と仲良くなれれば 、それをきっかけにすぐに友人の輪は広がっていくでしょう。 ある程度語学力に自信がついてきたら、コミュニティセンターのプールに通ってみたり、ボランティアに参加してみましょう。現地の企業でインターンをする機会があればより多くの友達を作るチャンスです。

また、語学留学の場合は、同じく海外から来ている生徒と仲良くなることは簡単でも、「現地の友人を作る機会があまりない」という悩みを出てくるかと思います。そういった時は 、Facebookのイベントページを見て参加できそうなものがないか調べてみたり、Meetupという特定の趣味を持った人が定期的に集まる機会を提供しているサイトに参加してみるのもオススメ。ある程度大きな街に住んでいる場合、JSA(日本人学生会)があるはずなので、日本に興味を持っている現地の人と交流する機会を積極的に作ってみましょう。

 

現地でシェアハウスする


友達作りのコツ:シェアハウスに住む

初めての留学生活、きっと多くの人が現地の家庭にホームステイをするのではないでしょうか。語学留学はもちろん、大学留学をする場合もどの学校にも留学生のお世話をするInternational Student Officeがあるはずなので、まずは外国の文化や習慣を学ぶためにも最初の数週間から数ヶ月はホームステイをアレンジしてもらうことをオススメします。 きっとホームステイでもたくさんの出会いがあり多くの友達を作ることができるはずです。

ただ、ある程度慣れてきたらシェアハウスも体験してみてください。
現地の人だけでなく、色々な国の人が集まっているような場所ならば、英語以外の言語を学ぶきっかけになったり、日本では知ることのなかった他国の文化も一緒に経験することができるでしょう。

どのようにシェアハウスを見つけるのかというと、学校の掲示板や、無料のインターネットサイトなどで簡単に探すことができます。住居を探す際は、必ず住むことになるシェアハウスを訪れてから決めるようにしてください。急いでいるからと見学せずに決めると、実は交通の便 が良くないことが後から判明したり、ルームメイトの数の割にバスルームが少なかったりと、不便なことが出てくることもあります。

ルームメイトが多いほど、そして文化の違いが大きいほど、大変なことも出てくるでしょう。特に綺麗好きで几帳面として知られる日本人からするとキッチンやシェワーの使い方など、驚くことや意見の違いも多いかもしれません。しかし、それも留学の醍醐味。その違いを楽しめるくらいの気持ちで過ごしてみてください。ホームステイでは味わうことのなかった自由な雰囲気や、ハウスパーティーなど、一生付き合っていける友達を作る機会がより一層多くなるはずです。


Language Exchangeに登録する


Language Exchangeという、お互いの言語を教えあうサービスを使うのも友達を増やす一つの方法です。
英語を学びたい私たち、日本語を学びたい現地の人たちで集まって話をしたり、個別に会ってカフェで話したり、気軽に参加できるものです。英語のレベルがまだ高くない場合、話が通じなくて相手に嫌な思いをさせないかなと不安に思うこともあると思いますが、お互い外国語を学ぶ目的で集まっていると思えばそんな気持ちもどこかに吹き飛んでしまうはずです。
異文化交流の機会が増える留学生活、英語だけでなく他の言語も身につけて帰国すれば、そのあとのキャリアアップや進学にも有利に使えるでしょう。


現地でなかなか友達ができない人の特徴とは?


留学先での友達作りのコツ

ここまで留学中に外国人の友達を作るポイントをお伝えしてきましたが、がんばってたくさん友達作ろうと思っていても、なかなか出来ないと悩む人も多いかもしれません。そんな人は、気づかないうちに下記のような行動をしていないでしょうか?


●日本人とばかり行動してしまう 

せっかく学校のイベントやホームパーティーに来てはみたものの、ほとんど一緒にいるのは日本人の友達…になっていませんか?はじめて会う人ばかりのイベントで緊張をしてしまうのはよくわかります。でも、それをうまく生かしてみてはどうでしょう。初対面の人たちだからこそ出身地や趣味など、たくさん質問をしても不自然ではありませんし、自己紹介を何度も練習する機会になります。ひょっとしたら意外な共通点のある新しい友人ができるかもしれません ! 
 

●間違いを恐れて英語を話すのを躊躇してしまう

英語を勉強しに留学を決意したのに、間違いを恐れて聞き役ばかりにまわっていませんか?相手の話を聞くこともリスニングの勉強になりますが、せっかくの会話なのにずっと質問ばかりでは残念ですよね。間違いたくないと思う気持ちがなかなか消えないのもわかりますが、ちょっと文法や発音が間違っていたって通じるものです!


留学生活でかけがえのない友達を見つけよう!


留学前は不安な気持ちを抱えていたとしても、きっと帰国する頃には人生で最も濃い期間だったなぁと誰もが振り返ることができるはず。
もちろん、海外生活を送る上で、落ち込むことや 、壁にぶつかることもあるでしょう。英語はあくまで、一つの手段でしかありません。大切なのはコミュニケーションをとりたいという気持ちです。相手のことを知りたい、自分のことも英語で話したいという強い気持ちがあれば、自然と英語力も身につき、友達も増えていくでしょう。

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