カリフォルニアのからりと晴れあがった広い空のもと、世界中から集まった留学生と机を並べて、のびのびと英語を学んでみませんか？
アメリカ西海岸最大の都市・ロサンゼルスは、ハリウッドなどの人気観光スポットも多くあり、放課後や週末のフリータイムも充実しています。そのため、「遊びも勉強も妥協したくない」という、欲張りな留学生におすすめの場所です。
この記事では、ロサンゼルス留学のメリットと楽しみ方、おすすめの語学学校などをご紹介します。
5. 英語力アップだけでなく、視野も広げてくれるロサンゼルス留学
ロサンゼルスってどんなところ？
年間を通して温暖な気候で明るく陽気な人々が多いロサンゼルスは、アメリカの大らかさを感じさせてくれます。
ロサンゼルス（LA）はカリフォルニア州の南部にあり、ニューヨークに続くアメリカ第二の大都市です。アメリカ西海岸では最も大きく、外務省の「海外在留邦人数調査統計 平成29年（2017年）要約版」によると在留邦人の数はニューヨークよりも多く、9万人以上となっています。
年間を通して温暖で住みやすく、特に春はほとんど雨の日がありません。
湿度が低いため、夏は気温が高くてもからりとしています。ただし、昼夜の気温差が激しい傾向にあります。
ロサンゼルスが含まれるカリフォルニア州はPST（Pacific Standard Time：太平洋標準時）で、日本との時差は17時間です。ただし、3月の第2日曜から11月第1日曜まではサマータイム（Daylight Saving Time）となり、時差は16時間となります。つまり、日本が正午のときにロサンゼルスは前日の夜7時で、夏時間の場合は夜8時です。
エンターテインメントの街として知られているロサンゼルスは、全米だけでなく世界中からの観光客で賑わう場所です。
映画の聖地ハリウッドやセレブの豪邸が立ち並ぶビバリーヒルズ、ヤシ並木が続くサンタモニカ、本場のディズニーランド・リゾート、映画好きにはたまらないユニバーサル・スタジオなど、観光スポットは枚挙にいとまがありません。
ビーチに飽きたら、グランドキャニオンなどへのツアーに参加するのも良いでしょう。 ロサンゼルスは、老若男女あらゆる人を魅了する都市だといえます。
※参考：外務省「海外在留邦人数調査統計 平成29年（2017年）要約版」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000260884.pdf
ロサンゼルス留学のメリット・デメリット
活気あふれるロサンゼルスは留学生にも人気です。メリットとデメリットをしっかり検討して、自分に一番合った留学プランを立てましょう。
●メリット
ロサンゼルスだからこそのメリットとして、まず国際色の豊かさが挙げられます。 クラスメイトはもちろん、街に住む人たちも多国籍です。ヒスパニック系の住民が多く、英語以外にもスペイン語を中心としてさまざまな言語が飛び交い、多様なバックグラウンドを持つ人々との出会いがあります。学校内はもちろん、校外でも異なる国の文化や価値観に触れることができるでしょう。
またロサンゼルスには語学学校はもちろんのこと、2年制・4年制大学が多く存在します。語学留学後のステップとして大学進学を考えている人は、実際にキャンパスを訪れて、気になる大学の様子を知ることが可能です。各種専門学校から、カリフォルニア大学などの名門校まで、幅広い選択肢が留学中に見えてくるでしょう。
生活面では、温暖な気候で住みやすいのがロサンゼルスの良さの一つです。どんよりとした雲ばかりの空ではなく、勉強で疲れた心を癒してくれるような青い空がロサンゼルスには広がっています。
休日には近くのビーチを訪れて、サーフィンなどのウォータースポーツに挑戦してみるのも良いでしょう。
●デメリット
ロサンゼルスの場合、日本人留学生が一番気になるのは日本人の多さでしょう。しかし、留学先に日本人が多いということは、病院に行くような緊急時も日本語で助けてもらえたり、情報交換が比較的簡単にできたり、日本食を手に入れやすいといったメリットもあるということです。
日本語を話さない友人を積極的につくり、グループで出掛けるときは日本人以外の友人も誘うなど、なるべく英語を使う環境をつくると良いでしょう。
また、ロサンゼルスのような大都市には、危険な地域が存在します。壁に落書きが多い、店の窓などに鉄格子がはめてあるようなエリアは危険な地域かもしれません。
それ以外でも、「ちょっと落ち着かないな」と感じるエリアには、立ち入るのを控えるようにするのが賢明です。常識を持って行動すればトラブルに巻き込まれることは少ないでしょう。
最後に、アメリカの中でも、ニューヨーク、サンフランシスコと続き、ロサンゼルスは物価がやや高めです。そのため、留学にかかる費用も安いとはいえません。
留学費用は個人のライフスタイルによるところが大きいので、食事はなるべく自分で作るなどの工夫をすれば、経済面で少し不安がある人もロサンゼルス留学は可能です。
ロサンゼルス留学の楽しみ方
勉強だけでなく、プライベートも充実させたい人に、ロサンゼルスはおすすめの留学先です。放課後や週末には西海岸ならではの留学生活を楽しみましょう。
●ショッピングを楽しむ
ロサンゼルスはフリーマーケットや大型ショッピングモール、高級ブランドのアウトレットモールなど、さまざまなスタイルのショッピングを楽しむのにぴったりです。
約500mにわたって高級ブランドが軒を連ねる、ショッピングストリートの「ロデオドライブ」は、ウインドウショッピングをするだけでも気分が上がります。
●観光名所を楽しむ
例年4000万人以上の観光客が訪れるだけあって、観光名所には事欠きません。
アカデミー賞授与式が行われることで知られる「ドルビーシアター」や、有名人の手形と足形が見られる「チャイニーズシアター」は常時人気の観光スポットです。
そのほかにも、ビバリーヒルズの高級住宅街で豪邸を巡るツアーなどがあります。ハリウッドスターに遭遇する、なんてこともあるかもしれません。
また、車や長距離バスを使って、週末にラスベガスへ旅行することも可能です。
●テーマパークを楽しむ
ロサンゼルスの郊外アナハイムには、世界で最初のディズニーランドがあります。一日では遊びつくせないほど大きなテーマパークになっているので、ディズニーファンでなくても一度は訪れたい場所です。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドも、ダウンタウンから電車を使って1時間以内で行くことができます。人気映画の世界に浸れるアトラクションが目白押しです。
●ビーチを楽しむ
南カリフォルニアに留学したら、ビーチも楽しみましょう。サンタモニカのビーチは人気で、いつも賑わっています。
サンタモニカから少し南に下がると、ハンティントンビーチやラグーナビーチなど、少し落ち着いた場所もあります。
海水浴だけでなく、放課後にクラスメイトとバレーボールをしたり、海岸沿いでジョギングやサイクリング、ローラーブレードを楽しんだりするのも良いでしょう。
ロサンゼルスでおすすめの語学学校
ロサンゼルスに点在する語学学校の中でも、ここではカプランの学校を二つご紹介します。
●ウエストウッド語学学校
名門カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）のすぐ南、ウエストウッドビレッジというエリアに位置しています。
学校の規模が大きいため、生徒数は300名以上と多いですが、留学生の出身国が偏らないようにクラス分けをしているので、「日本人ばかりなのでは」という心配は必要ありません。 学生の街に位置するため、レストランやカフェ、ショップだけでなく映画館や美術館もあり、充実した留学生活を送ることができます。
ビギナークラスからクラスを用意しているため、英語にまったく自信がない人でも安心して留学できる学校です。
映画で英語を学ぶなど、ロサンゼルスにある学校ならではの特別授業を開講しているのもポイントです。
カプラン ロサンゼルス ウェストウッド語学学校
所在地：1133 Westwood Blvd., Suite 201, Los Angeles,
CA, USA, Los Angeles 90024
●ウィディア語学学校
私立大学ウィディアカレッジのキャンパス内にある学校です。
ロサンゼルスの市内から車で1時間と少し離れていますが、閑静な住宅地区にあるので治安が良く、落ち着いて勉強に励むことができます。
生徒数が約100名と規模が小さく、アットホームな雰囲気です。
図書館やジム、プール、カフェテリアなどの大学施設を留学生も利用することができます。日本語に興味を持っている現地の大学生との交流の時間があるなど、オンキャンパス型の語学学校の特権を生かしたユニークな企画もウィディア語学学校の特徴です。
カプラン ロサンゼルス ウィディア語学学校
所在地：13509 Earlham Drive, Whittier,
CA, USA, Los Angeles 90608
英語力アップだけでなく、視野も広げてくれるロサンゼルス留学
ロサンゼルス留学では、異なる価値観を持って世界中から集まった人々と出会うことができるでしょう。西海岸独特の雰囲気は、異文化間の交流を後押ししてくれるような開放感に満ちています。
活気があふれるロサンゼルスでは、英語力のアップだけを留学の目的にするのはもったいないかもしれません。アクティビティーや観光もフルに楽しみつつ、ほかの留学生と交流して視野を広げていきましょう。
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