送別会で送られる人・送る人の心に響く英語のメッセージ&スピーチ集

海外留学をしていると、いつかは帰国しなければならないときが訪れます。留学の期間にかかわらず、別れを惜しむ人たちが帰国前に送別会を開くこともあるでしょう。
送別会で人を送るとき、または送られる立場のとき、もしスピーチを頼まれたら、どんな風に話せば良いのでしょうか。言葉はもちろん英語です。
送別会のシーンで使われる英語には、よく使われるフレーズがあります。
この記事では留学を考えている人、現在留学中の人を対象に、送別会で使えるメッセージやスピーチの例文をご紹介します。
 

送別会で使える英フレーズ

||目次||

1. 送別会で乾杯するときに使えるフレーズ

2. 送るときのスピーチ例文

3. 送られるときのスピーチ例文

4. 寄せ書きにも使えるメッセージ

5. メッセージはシンプルに、真心をこめて

 

送別会で乾杯するときに使えるフレーズ


送別会で使える英フレーズ・乾杯編

送別会で乾杯のあいさつを頼まれたら、どのように声を掛ければ良いのでしょうか。まずは乾杯するときに使えるフレーズを知っておきましょう。

送別会は英語で「farewell party」といいます。「farewell」は「別れ」という意味です。
送別会では乾杯をせずにおしゃべりを続ける場合があれば、送る人にメッセージや感謝の言葉を伝えるときに皆で乾杯するケースもあります。

乾杯は「toast」で、「make a toast」または「give a toast」で「乾杯する」という意味になります。例えば、「give a toast」はパーティーの主催者が友人を指名して乾杯の掛け声をお願いするときに「John, will you give a toast?」(ジョン、乾杯の音頭をとってくれない?)と使います。「I’d like to make a toast.」で「乾杯をしたいと思います」と表現することができます。

乾杯のタイミングが訪れたら、「Could I have everyone’s attention?」(皆さん、ちょっとよろしいですか?)と参加者の注意を集めましょう。「Thank you very much for coming today. Now, I’d like to make a toast for Ichiro.」(今日は来てくれて本当にありがとうございます。それでは、一郎君のために乾杯したいと思います)などとあいさつし、「Cheers!」(乾杯!)の掛け声で乾杯します。

 

送るときのスピーチ例文


送別会では、代表者が送る人に向けてスピーチをすることがあります。スピーチではどのようなことを話すのか、例文を見てみましょう。
今回の場面は、アメリカ留学を終えて日本へ帰国することになった鈴木一郎君の送別会です。
 

スピーチ例文

May I have your attention, please? I'd like to say a few words about Ichiro. As we all know, Ichiro is leaving America tomorrow to return to Japan. 
Ichiro is an earnest student. And he is a talented guitarist and an anime freak.
It has been two years since we first met. We got along very well and started to hang out together from that day. We went to concerts and parties together. 

One day, we went to a party and got drunk. We had to walk back to our dormitory because we missed a bus. It took us about five hours to get home. But we had a wonderful time. 

I’m sure Ichiro will do a good job in Japan. I’m proud of being his friend.
I wish him a bright future.

Ichiro, we are going to miss you. Take care of yourself in Japan. Let’s keep in touch!


Now, I would like to make a toast for Ichiro. Cheers!

 

スピーチ和訳

皆さん、ちょっとよろしいですか?一郎について少し話させてください。皆さんご存じの通り、一郎は明日アメリカを発ち、日本へ帰国します。
一郎は真面目な学生です。そして、彼は才能あるギタリストであり、アニメオタクでもあります。
一郎と出会ってから2年が経ちました。僕たちはとても気が合い、その日から遊ぶようになりました。一緒にコンサートやパーティーに行きましたね。

ある日パーティーに行ったとき、僕たちは酔ってしまいました。バスを逃してしまったので、寮まで歩いて帰る羽目になったんです。帰るまで5時間もかかりました。でも、楽しい時間でした。

一郎は日本でもうまくやるでしょう。僕は彼の友人であることを誇りに思っています。
彼に素敵な未来が訪れるように願っています。

一郎、君がいなくなると寂しくなるよ。日本でも体に気を付けて。連絡を取り合おう!

では、一郎のために乾杯したいと思います。乾杯!

 

解説

スピーチのポイントは簡潔であることです。最初に皆の注目を集めてから、送る人を紹介し、その人との思い出や感謝の言葉、お別れの言葉を述べます。乾杯のあいさつも兼ねている場合は長々としたスピーチにはせず、1分程度で終わる長さにすると良いでしょう。

注目を集めるための呼びかけには「May I have your attention?」や「Can I have everyone’s attention?」などがあります。参加者の視線を集めたら、「I'd like to say a few words for ~」(~について少し話させてください)という風に話を始めます。「I would like to give a speech for Ichiro.」(一郎のためにスピーチをさせてください)と言っても良いでしょう。
スピーチの中心部分では、送る人の人柄や思い出などを語るのがおすすめです。ジョークを盛り込めば、参加者の笑いを誘うことができるでしょう。
最後に「We are going to miss you.」(いなくなると寂しくなるよ)「Take care of yourself.」(体に気を付けて)といったフレーズで、お別れの言葉を伝えます。乾杯のあいさつも兼ねているときは、最後に「Cheers!」で締めればOKです。

スピーチには送る人への思いを込めて、語りましょう。

 

送られるときのスピーチ例文


送別会で使える英フレーズ・スピーチ編

今度は送られる側が送別会を開いてくれたお礼を伝えるときの、スピーチの例文をご紹介します。先ほど紹介されていた、鈴木一郎君によるスピーチです。
 

スピーチ例文

First of all, thank you so much for having a wonderful party for me tonight. I’m leaving for America tomorrow. I can't describe my feelings well now.

I enjoyed studying in America. It became a lifelong memory for me.

I wish to take this opportunity to thank my teachers.

I thank you all for your kindness, support, and friendship. You always supported me through the difficult times. I will remember all of you.
John, it was a wonderful night we walked back to our dormitory. Tom, thank you for teaching me English. Mary, thank you for thinking of me all the time. I’ve learned a lot from all of you.

After I return to Japan, please keep in touch. I use Facebook and Twitter. Please give me a message anytime.

I wish you the best of luck. My best wishes are always for you!

 

スピーチ和訳

はじめに、こんなに素晴らしい会を今夜僕のために開いてくれたことを感謝します。僕は明日アメリカを離れます。今の気持ちをうまく表現できません。

アメリカでの留学は楽しかったです。一生の思い出になりました。

この機会をお借りして、先生方にお礼を申し上げます。

また、ここにいるすべての皆さんの優しさやサポート、友情に感謝します。皆さんは私がつらいとき、いつも支えてくれました。皆さんのことは忘れません。
ジョン、寮まで歩いて帰ったのは楽しかったね。トム、いつも英語を教えてくれてありがとう。マリー、いつも気にかけてくれてありがとう。皆さんからたくさんのことを学びました。

僕が日本に帰国した後も、ぜひ連絡してください。FacebookとTwitterを使っています。いつでもメッセージを下さい。

皆さんの幸運を祈ります。私の祈りは常に皆さんと共にあります。

 

解説

送られる側のスピーチも簡潔なほうが良いでしょう。送別会を開いてくれたお礼や思い出、お世話になった人たちへの感謝の言葉を伝えます。

スピーチの冒頭では「Thank you so much for having a wonderful party for me tonight.」(こんなに素晴らしい会を今夜僕のために開いてくれたことを感謝します)など、会を開いてくれたことへの感謝を伝えましょう。そして、先生や友人など、特にお世話になった人に対する感謝のメッセージを続けます。
感謝を伝える際は、「I wish to take this opportunity to thank my teachers.」(この機会をお借りして、先生方にお礼申し上げます)や、「Thank you for ~.」(~してくれてありがとう)などのフレーズを使用します。友人との特別な思い出を語っても良いでしょう。

スピーチの最後は友人たちの健康や幸せを願う言葉で締めくくります。上の例では「I wish you the best of luck.」(皆さんの幸運を祈ります)を使用していますが、「幸運を祈ります」という表現は他にも「Good luck!」「I’ll pray for you.」などがあります。

自分らしい言葉で、見送ってくれる人たちに感謝の気持ちを伝えられるような内容にしましょう。

 

寄せ書きにも使えるメッセージ


送別会では皆のメッセージを集めた寄せ書きを送ることがあります。別れるつらさや相手の幸運を願う気持ちなどを伝えるのに、使えるフレーズをご紹介します。LINEやFacebookなどSNSでも使えるでしょう。
 

別れを惜しむ気持ちを表現する

I’ll (definitely) miss you.(君がいなくなると寂しくなるよ)

「definitely」を入れると「絶対に」と強調することができます。チームとしてメッセージを送る場合は、「We'll miss you.」といいます。

I’ll never forget you.(決して忘れないよ)

遠くに行ってしまうため、今後会えなくなるときなどに使うフレーズです。遠く離れていてもTwitterやFacebookといったSNSでつながることができるなら、「Let’s keep in touch!」(連絡を取り合おうね!)のほうがおすすめです。

 

感謝の気持ちを伝える

I learned a lot from you. Thank you. (君から多くのことを学んだよ。ありがとう)

主に職場で同僚が去る場合などに使われるフレーズです。「It was a pleasure working with you.」(君と仕事できてよかったよ)というフレーズもあります。

 

相手の幸運を祈る

Best of luck for your future!(君の未来に幸あれ!)

こちらも職場の同僚に向けて書くことのほうが多いかもしれません。異動や退職などで新天地に向かう人への「新しい場所での幸運を祈るよ」という応援メッセージです。

May all your dreams come true. (君の夢が叶いますように)

「dreams」を「wishes」に変えると、「君の願いが叶いますように」という意味になります。大きな夢や目標を持っている人に送ると良いでしょう。

 

さよならのあいさつ

Farewell for now, until we see each other again.(再会するその日まで、さようなら)

しばらく会えなくなる人に対して送るフレーズです。同様の意味で「Farewell for now, until we meet again.」という表現もあります。

Take care.(気を付けてね)

日本語の「じゃあ、また」「気を付けてね」に近い表現です。送別会以外でも、日常的に別れのあいさつとして使われます。
「きっとまたすぐに会えるよね」というニュアンスを込めて「Take care!」と送り出してあげるのも良いかもしれません。

 

メッセージはシンプルに、真心を込めて


送別会では、送る側も送られる側も、メッセージは簡潔にして真心を込めることが大切です。形式ばったメッセージを長々と読むのは、避けたほうがいいでしょう。スピーチのタイミングにもよりますが、長さの目安は1分程度です。旅立つ人を見送る寂しい場ではありますが、気の利いたジョークを少し盛り込めば、会場が盛り上がるかもしれません。
相手と別れることが寂しい気持ちや、これまでの感謝の気持ちを素直に表現すれば、送られる側はもちろん、送る側の心にも残る素敵な送別会になるでしょう。もしスピーチを依頼されたら、今回ご紹介したフレーズを活用して、思い出に残るメッセージを考えてくださいね。
 

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