サンクスギビング(感謝祭)とは重要なお祝い事のひとつとして、特にアメリカ、カナダ(カナダ留学中に見聞きした方も多いはず!)で広く祝われています。家族がみんなが集まって、七面鳥やパイなどのご馳走を囲むのが一般的なサンクスギビングのお祝いの仕方です。この感謝祭はクリスマスと違い宗教とは関係がないお祭りで、全米中が休みになるこの祝日はすべて人がお祝いすることができます。
サンクスギビングには深いアメリカの歴史が関係してきます。今回はこの歴史の一部を紹介します。
日本では、あまりなじみのないサンクスギビングですが、このお祝いに招待された時、この知識を披露してみてはいかがでしょうか?
- 感謝祭はイギリスからの入植者と原住民が始めての収穫を一緒に祝ったことを起源としているといわれています。
- 1620年代にイギリスの入植者がアメリカに移民をして、その後収穫をお祝いしていましたが、1863年までは、サンクスギビングは祝日ではありませんでした。
- アブラハムリンカーン大統領が、感謝祭の休日を宣言し、1941年にフランクリンルーズベルト大統領が、それが11月の第4の木曜日に祝われるという法案に署名した。
- カナダでは10月第二月曜日に感謝祭を祝います。カナダは米国よりもさらに北に位置するので、収穫の季節が早く、それがカナダで約2ヶ月前に祝われている理由です。
- 1879年に初めてカナダで感謝祭が祝われましたが、1957年に祝日に定められました。
- サンクスギビングで一番人気のある食べ物は七面鳥とクランベリーです。またアメリカでは、かぼちゃとサツマイモをサンクスギビングのお祝いのために栽培・調理します。
- 1924年にアメリカのデパート、メイシーの従業員がサンクスギビングのパレードを始めました。
- 1939年 から1941年の間、テキサスとコロラドでは11月に2回サンクスギビングのお祝いを行っていました。
- サンクスギビングのお祝いの後にはみんな “food comas(食べ過ぎて昏睡状態)”に陥ると言います。七面鳥に含まれているトリプトファンという物質が眠気を誘うと主張する人もいますが、大方食べすぎが原因でしょう。
- サンクスギビングを始めた入植者は、マサチューセッツ州のケープコッドの近くに上陸したものの、オリジナルの着陸地点は、ハドソン川の河口で、現代のニューヨーク市の近くでした。
さて今回のブログを楽しんでいただけましたか?サンクスギビングが最初に祝われたボストンや、どこの地域に行くとしても、カプランの学校で一緒に学習しませんか?