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国際的に認められた英語の資格を取ろう!TOEFL・IELTS・ケンブリッジ英検

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8 5月 2017

みなさんもご存知のとおり、英語能力を証明する試験は様々です。留学、就職などの目的に添った英語の試験・資格はもちろんのこと、“高い語学力”の証明があることは就職する際にとても有利になります。
カプランでは、「TOEFL」や「IELTS」、「ケンブリッジ英検」などの試験対策コースを提供しています。今日はそれぞれのコース内容と特徴をご紹介したいと思います。

 

TOEFL試験対策コース


TOEFL(トーフル)は、主にアメリカやカナダの大学・大学院に留学する際に英語能力を証明するためのテストです。そのため、テスト内容は大学での講義や議論についてなど学術的な内容が中心となり、「リーディング」、「リスニング」、「スピーキング」と「ライティング」の4つのセクションで構成されています。TOEFLの詳しい詳細は、TOEFL公式ホームページをご参照ください。

TOEFLの試験では、莫大な量の情報を短時間で処理し、その中から要点を抑える「技術」が必要です。なのでカプランTOEFL試験対策コースの「アカデミック英語(Academic English)」では、講義で使用される単語やフレーズ、また試験で効率的に問題を解く「コツ」、頻出される問題や傾向などを学びます。

さらに、2週間に一度実際のTOEFLと同じ構成の模擬試験が受けられます。その結果をもとに担当講師からフィードバックを受けることにより、得意分野や弱点が把握できます。また、弱点を集中的に学習し克服することで、さらなるスコアアップを目指します。模擬試験でテストに慣れておくことで試験当日に落ち着いてテストを受けることができ、十分な実力を発揮することができます。

では、TOEFL対策コースの生徒は実際どのような1日を過ごすのか、午前クラスの時間割の一例を見てみましょう。

【TOEFL&アカデミック英語学習例】

TOEFL試験対策コースのタイムスケジュール

 

-8時30分 から11時40分 の計3時間、90分の授業×2コマの「TOEFL&アカデミック英語クラス」を受講。
-12時10分から13時40分の間行われる「ストラクチャースタディ」では、TOEFLの勉強会が開かれるK+Club*1に参加したり、コンピュータールームで模擬試験を受けることが出来ます。また、K+Tools(オンライン学習)を活用して実力を伸ばすことができます。
-13時40分より午後の時間を更に有効活用し、授業の復習やさらなるオンライン学習で、ご自身の弱点を克服することができます。

*1 K+Clubとは、通常の授業以外のプラスアルファの時間で設けられたクラスで、取り扱われるトピックスは学校によって異なります。TOEFL関連クラブや、英語4技能の各スキルを集中的に学習できる“Writing Club”や“Conversation Club”など多岐に渡るクラブから選択できます。

※上記の時間割は午前クラスの一例で実際の時間帯や午前・午後どちらのクラスになるかは各学校により異なります。
※「ストラクチャースタディ」は一週間に最大11.25時間参加できます。学生ビザの条件を満たすために、最低3時間の参加が義務付けられています。
※イギリスのレスタースクエア校のTOEFL対策コースは内容が異なります。詳しくはカプランまでお問い合わせください。

●カプランのTOEFL試験対策コースの詳細

受講条件:中級(上)またはTOEFL iBT 55以上
期間:4週間から16週間
コース内容:TOEFL&アカデミック英語(週15時間)       
ストラクチャースタディセッション(週11.25時間)

 

IELTS試験対策コース


IELTSには「アカデミック・モジュール」と「ジェネラル・トレーニング・モジュール」の二種類があります。「アカデミック・モジュール」は、イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの大学や大学院に留学するために必要な英語能力を証明するためのテストです。

「ジェネラル・トレーニング・モジュール」は、海外移住や学業以外の研修などに必要なビザを取得する際に英語能力を証明する一般的なテストです。 詳しいテストの内容は、IELTSの公式ホームページをご参照ください。

カプランでは「アカデミック・モジュール」に対応できる試験対策コースを2種類ご用意しています。 IELTSは英語圏の大学や大学院での授業で通用する英語力の有無を証明するレベルテストですので、学術的な内容が中心となっています。試験対策コースでは、講義などでよく使用される単語やフレーズを学習するほか、頻出される問題や傾向を集中的に学びます。

各コースの詳細を時間割の例を挙げてご紹介します。

 

IELTSサプリメンタリーコース

週15時間(1日3時間)の「一般英語(General English)」で、“リスニング”、“リーディング”、“ライティング”、“スピーキング”の英語4技能と“文法”、“ボキャブラリー”を総合的に上達させ、週6時間のIELTSクラスで試験対策を重ねます。また、K+Tools、K+Clubs、K+eXtraを活用し、さらなるレベルアップを目指します。

では、実際の一週間の流れを下記の時間割を参考に見てみましょう。

【IELTSサプリメンタリーコース例】

IELTSサプリメンタリーコース

-8時15分から11時25分まで一般英語を毎日3時間(90分授業X2コマ)受講。
-11時35分から12時45分までIELTSクラスで試験対策コースを受けて一日の授業は終了。

その後は、スタディセンターでK+Toolsオンライン学習を活用しIELTSの試験勉強をしたり、K+Clubに参加することなども効果的でしょう。IELTSクラスは月曜から木曜までなので、金曜日はK+Clubに参加して幅広い知識を増やしたり、一週間の総復習の時間に当て弱点を集中的に学習したり、過去の試験問題を解くなどして目標スコア達成に向けて取り組みます。

※上記の時間割は午前クラスの一例で実際の時間帯や午前・午後どちらのクラスになるかは各学校により異なります。

 

IELTSインテンシブコース

IELTS試験対策をより集中的にしたい方にお勧めです。「IELTSサプリメンタリーコース」が週15時間の「一般英語」を学習するのに対し、「IELTSインテンシブコース」は週15時間をIELTS試験対策クラスに当て、IELTSスコアアップに必要なスキルを集中的に強化します。また、週6時間の「特別スキルクラス(Specific Skills)」では、ご自身の興味のある分野、あるいは苦手な分野を選択し幅広く英語の知識を広げます。特別スキルクラスの例として、時事問題、、英語スキル集中レッスン(文法、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、イディオム)、現地の文化の学習などがあり、ご自分にあったクラスを選択する事が出来ます。特別スキルクラスでIELTSクラスを選択し、21時間すべての時間をIELTS対策に充てることも可能です。

特別スキルクラスは月曜日から木曜日までなので、金曜日はK+Clubに参加して幅広い知識を増やしたり、一週間の総復習の時間に当て弱点を集中的に学習したり、過去の試験問題を解くなどして目標スコア達成に向けて取り組みます。

【IELTSインテンシブコース例】

IELTSインテンシブコースの時間割

※上記はイギリスとアイルランドの時間割で、その他の国は「Specific Skills」の時間もIELTSクラスとなります。また、時間割は午後クラスの一例で実際の時間帯や午前・午後どちらのクラスになるかは各学校により異なります。

●カプランのIELTS試験対策コースの詳細

受講条件:中級から上級
期間:2週間から24週間(学校によって異なります)
コース:「IELTSサプリメンタリーコース」と「IELTSインテンシブコース」

 

ケンブリッジ試験対策コース


ケンブリッジ英検は、語学力の証明として国際的に企業や政府団体、または大学に幅広く認識されている資格です。特にヨーロッパでの認知度は高く、海外就職を目指す方にとっては履歴書が引き立つ資格です。TOEFLやIELTSの結果が点数で出るのに対して、ケンブリッジ英検は、自分のレベルに合ったテストを受け、結果は合否で判定されます。有効期限はなく、一度取得した証明は一生の資格として認められています。

試験内容は「リーディング」、「リスニング」、「ライティング」と「スピーキング」で構成されていて、学術的な内容に限らず幅広い分野から出題されます。 試験の詳しい詳細はケンブリッジ英検ウェブサイトをご参照ください。

カプランではFCE、CAEとCPEレベルの試験対策コースを提供しています。カプランのいくつかの学校はケンブリッジ英検の公式テストセンターですので、普段授業を受けている校舎でリラックスして試験に臨むことが出来ます。 下記は時間割の一例です。ケンブリッジ英検対策コースの生徒がどのような1週間を過ごすか見てみましょう。CAEの例ですが、FCEもCPEもコース体系は同じです。

【ケンブリッジ英検対策コース例】

ケンブリッジ試験対策コースの時間割

午前8時45分に授業が始まりケンブリッジ英検対策コースを3時間受講(90分授業x2コマ)。その後、「特別スキルクラス(Specific Skills)」を90分受講し、一日のレッスンは終了。

特別スキルクラスの例として、ビジネス英語、時事問題、英語スキル集中レッスン(文法、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、イディオム)、現地文化などがあり、ご自身の興味のある分野、あるいは苦手な分野を選択することが出来ます。特別スキルクラスは月曜から木曜までとなります。ケンブリッジ英検は多岐に渡る分野から出題されるのが特徴です。特別スキルクラスが開催されない金曜日は一週間の総復習をしたり、過去問を解いたりする時間にあてると共に、K+Clubに参加し幅広い知識を増やしましょう。

※上記の時間割は午前クラスの一例で実際の時間帯や午前・午後どちらのクラスになるかは各学校により異なります

●カプランのケンブリッジ英検対策コースの詳細

受講条件: FCE(中級(上))、CAE(上級)、CPE(特級)
期間:2週間から12週間(学校によって異なります)
コース内容:ケンブリッジ英検対策コース(週15時間)       
特別スキルクラス(週6時間)

 

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