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私費留学のメリット・デメリットと、交換留学との違い

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28 9月 2017
私費留学と交換留学の違い

私費留学とは、留学費用を全額自分で負担して行く留学のことです。行き先の国、学校、期間などを自由に選べます。
交換留学か私費留学か迷っている場合は、違いを知り、どちらが自分に向いているかを比較検討してみましょう。
今回は、留学を検討している大学生に向けて、私費留学と交換留学の違い、語学学校に留学する場合の魅力をご紹介します。
 

交換留学と私費留学の違い

||目次||

1. 行き先を自由に選べる私費留学の魅力

2. 交換留学とは何が違うの?

3. 私費留学で語学学校を選ぶメリット

4. 自由度と費用を比較して、自分に合った留学スタイルを選ぼう

 

行き先を自由に選べる私費留学の魅力


高校と違って、大学での留学は単位認定や就職活動との兼ね合いなどがありますので、しっかり下調べを行いながら計画を進めましょう。
ここでは、私費留学の魅力についてお伝えします。

 

●私費留学とは

私費留学では、国や大学(学校)など、留学に関するすべてを自分で決めることができます。
留学にかかる費用は全額自己負担で、期間が長いほど金額は高くなります。また、日本の大学に在学しながら休学して留学した場合、留学費用とは別に、日本の大学へ支払う学費が発生する場合があります。
私費留学は期間も自由に選べるため、夏休みを利用した2カ月ほどの短期留学も、1年休学して行く長期留学でも、自由自在に組むことが可能です。
なお、「私費留学」には「休学留学」と「認定留学」があります。


・休学留学
大学を休学して長期留学することを休学留学といい、語学学校に留学する「語学留学」も含まれます。休学している間は日本で在学している大学の単位を取得することができないので、一緒に入学した人よりも卒業時期が遅くなります。
休学中の大学の授業料に関する取り扱いは学校によって異なり、完全に免除される場合があれば、半額のみを納めるケースなどもあります。

・認定留学
留学中に現地の大学へ通って取得した単位が、日本で在籍している大学の単位として認められるのが認定留学です。
一般的には、海外の大学に自ら出願し、入学許可を得た後、在学している日本の大学に申請して留学することを認定してもらいます。認定してもらえる単位数の上限などの条件は学校や学部によって異なりますが、日本の大学で専攻している科目に近い単位のみが認められる場合がほとんどです。
認定留学をするには、英語圏の大学に入学できるだけの英語力が求められます。
 

●私費留学のメリット・デメリット

・メリット
一番のメリットは選択肢が多いことです。留学期間や行き先、学校、勉強内容など、自分の好きなプランを組み立てられます。英語力と成績次第で、行きたい学校に直接出願し、通うことが可能です。

・デメリット
自由にプランニングできる私費留学は、基本的に全額自己負担のため、費用が高くなることがあります。ただし、国や学校、期間によって費用は変わります。

また、休学して留学する場合は、日本の大学を卒業する時期が同級生よりも遅れます。
 

交換留学とは何が違うの?


交換留学は名前の通り、相手の国や学校と留学生を交換する制度です。そのため、行ける期間、人数、場所などに制限があります。

 

●交換留学とは

大学が協定を結んでいる海外の大学に留学することで、協定を結んでいない学校に留学することはできません。
交換留学の期間はほとんどの場合1年間ですが、学校や学部によって2年間、半年間などと幅があります。自分の希望で留学期間を延長したり、短縮したりすることは基本的にできません。

大学により条件は異なりますが、交換留学生として留学するには大学内の選考を受ける必要があります。
また、アメリカなど英語圏の国は人気があり、競争率が高くなりがちです。通常ならTOEFL®の点数が60点くらいでもアメリカには留学できますが、交換留学の場合は90点以上など高得点を求められることもあります。

 

●交換留学のメリット・デメリット

・メリット
費用を抑えられるのが、交換留学最大のメリットといえます。数百万円単位で違ってくることがあるので、行き先よりも費用を重視するなら、交換留学を検討してみると良いでしょう。
また、留学先の大学で取得した単位を認定してもらえるので、休学留学のように卒業が大幅に遅れないで済む可能性があります。ただし、大学によって認定してもらえる単位には条件が設けられていますので、事前に確認が必要です。

・デメリット
協定を結んでいる学校にしか行けないため、留学先の選択肢が少ない点がデメリットです。大きな大学の場合は協定を結んでいる海外大学の数も多くなりますが、自分の留学したい大学がリストにない可能性もあります。
 

私費留学で語学学校を選ぶメリット


私費留学で語学学校を選ぶメリット

英語力にまだ自信がない場合は、大学よりも語学学校への私費留学がおすすめです。 自分のレベルに合わせたクラスで、他国からの留学生と交流しながら学べます。

 

●語学学校とは?

・種類
語学学校には小さな独立系の私立語学学校があれば、世界中に校舎を持つ大規模な語学学校もあります。また、大学進学を目的とした学生が中心の大学付属の語学学校もあります。 小規模な語学学校に入学する場合や、ビジネス英語コースといった特別なコースを受講する場合を除き、基本的に入学基準はありません。年齢、英語力、留学後の目標や目的などにかかわらず、誰でも入学が可能です。

・留学する期間
語学学校では2週間程度の短期から長期まで自由に留学期間を選べます。1年間休学して留学する人がいれば、夏休みの数カ月間を利用する人もいます。
また、同じ学校に通い続ける必要もありません。1年間で2校通うなど、自由に組むことができます。

・留学中の滞在先
語学学校に留学する場合、滞在先はホームステイか学生寮が一般的です。
ネイティブと生活を共にできて、生きた英語を学べることから、ホームステイを利用するケースが多く見られます。
大規模な語学学校の場合は、学校が学生寮や学生向けアパートなどを紹介してくれるケースがあります。学生寮に滞在すると、同じ学校に通う学生と親交を深められます。

・海外の大学に留学する場合との違い
語学学校では、基本的に英語力をアップするための授業を受けます。海外の大学に留学すると現地の学生もクラスにいますが、語学学校のクラスは母語が英語以外の留学生で構成されます。
また、語学学校に通っても単位は取得できないため、長期留学で休学した場合は卒業の時期が遅れます。
 

●私費留学で語学学校を選択するメリット

・クラスの人数が少なく、自分に合ったレベルを選べる
語学学校は一クラスの人数が少なく、大体12名~15名程度です。その上、クラスのレベルが細かく分かれているため、自分に合ったクラスで授業を受けることができます。
授業を受けていて「自分にレベルが合わない」と感じたら、変更させてもらえる学校もあります。

・短期と長期で期間を選べる
大学に留学する場合は入学日や期間が定められていますが、語学学校は自由です。学期がないので、個人の好きなタイミングで留学できます。予算などの都合に合わせて、短期留学か長期留学かを選べます。
 

自由度と費用を比較して、自分に合った留学スタイルを選ぼう


行きたい国や学校、したいこと、留学の期間、費用などを比較検討すると、私費留学と交換留学のどちらが自分に向いているかが見えてきます。
「なるべくコストを抑えて海外の大学で学びたい」という人は、大学の交換留学にチャレンジしてみると良いでしょう。
一方、「自分で好きに留学プログラムを組み立てたい」という人には、私費留学をおすすめします。
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