英語学習の停滞期はこれで脱却!カプランの新レッスン「Real English」

新しい事を習い始めた時、最初は勉強すればするほど、新しい発見があったり、できることが増えたりで、自分の成長が目に見えてうれしいですよね。ただ、習いたての時は目まぐるしく感じていた成長が、ある時期を境にぴたりと止まったように感じるときがあります。それが俗に言う、プラトー現象(=停滞期)です。今回はこの停滞期を乗り越えて、更なるレベルアップを目指すのにおすすめのレッスンをご紹介します。
 

停滞期脱却の鍵は、新しい学習方法


“プラトー(Plateau)”は、「高原」を意味する言葉でもあり、成長度合いを示す学習曲線の形が停滞期に突入し、横ばいになっている状態が高原のようにみえることから、この言葉が使われます。英語学習者も例に漏れず、プラトー現象は起き、特に中級レベルに達した生徒の多くに見られます。プラトー現象が起こる原因の一つとして、中級レベルに突入すると、初級の段階で学んだことを応用していくことが必要になるため、聞くこと全てが新しく感じた初期段階と比べて結果が見えづらいことが挙げられます。

なかなか上級レベルに上がれないもどかしさがあり、時には自信をなくしてしまうときもあるので厄介な現象ですが、プラトー現象は誰にでも起こりうるので、諦めてしまうのはもったいないことなのです。では停滞期に突入してしまった場合、どのような対処法があるのか。いくつか方法はありますが、その一つに「学習方法を変える」ことが挙げられます。そこでカプランでは、通常レッスンとは少し違った、プロジェクトベース学習のレッスン「Real English」を取り入れました。

学習過程の停滞期について

 

プロジェクトベース学習「Real English」とは?


それではまず、「Real English」とはどんな授業なのかをご紹介します。
「Real English」は、実社会で起こりうる様々な課題(プロジェクト)を、グループのメンバーと情報収集や問題解決、意思決定などをしながら遂行する、プロジェクトベース学習です。課題は、チャリティーイベントの開催からポッドキャストの作成まで、現代社会で直面する事柄をテーマにしており、生徒はそれらに関する単語や言い回しを学びながら、プロジェクトを遂行します。

更にレッスンは、ケンブリッジ大学が掲げる6つのコンピテンシー(The Cambridge Framework for Life Competencies)の枠組みに沿って構成され、プロジェクトを通して、学校や職場、地域社会で、様々な人と課題をこなしていくために必要な能力を身につけることができます。この6つのコンピテンシーには、コミュニケーション能力やコラボレーション能力、クリエイティブ思考やクリティカル思考も含まれます。もちろんこれらのコンピテンシーは、日本の学校や職場でも養えるものですが、様々なバックグラウンドを持つクラスメイトに対して英語で実践することは、とても価値のある体験です。

カプランのプロジェクトベース学習「Real English」
ペアになってリサーチと資料作成

 

実際の「Real English」レッスン内容


それでは、実際にあったプロジェクト「学校新聞を発行する」を例に、具体的なレッスン内容を見てみましょう。
まずはウォーミングアップとして、いくつかある新聞の中から、見出しを見て気になる記事を見つけます。本文は読まずに見出しからその記事の内容を予想し、他のクラスメイトと話合います。ここで、見出しが記事の要となる部分を伝えるものであることから、記事を構成しているその他の要素(執筆者、リード、本文)を学びます。次のレッスンでは、いくつかの新聞記事の本文を読んで、6つの要素(5W1H)を特定するトレーニングをします。ここまでのレッスンでを通して、実際の記事から頻繁に使われるフレーズを読み上げ、発音を強化します。新聞記事の大体がわかってきたところで、いよいよ自身の記事作成へと移ります。プロジェクトに参加している生徒は、クラスメイトやスタッフをインタビューし、記事になりそうな話題を探します。ジャーナリズム関連の単語を学び、ニュース記事の構成を理解したら、いよいよ実際に記事を作成します。これらの作業はすべて、グループのメンバーと行い、わからないことがあれば、担当の講師に聞きながら記事を書き終えます。最後のレッスンは、グループごとにオンラインのテンプレートを使いながら全ての記事をまとめて一つの学校新聞を作成します。これらのカリキュラムを1週間で行うので、毎週違ったプロジェクトに取り組めるのも特徴です。

最後に先日行われた「1分動画コンテスト」の優勝グループの作品をご紹介します。

 

「Real English」を受けるには?


「Real English」は、集中英語コースの選択科目として受講することができます。総合英語レッスンで身につけた基本の4技能と文法、語彙をアウトプットしていく場として選択する生徒も多くいます。毎週変わるプロジェクトに挑戦しながら、より“リアル”な英語力を身につけたい人には、おすすめのレッスンです!

レッスンについて更に詳しい情報はカプランのウェブサイトをチェック!

カプランのプロジェクトベース学習「Real English」について
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