食事の注文に便利な英語フレーズ|レストラン・カフェ・デリバリー

公開:2015年4月7日/更新:2019年5月1日

海外でレストランやカフェを訪れたとき、スムーズに注文できますか?メニューを指でさしながら注文することもできますが、やっぱり英語で注文できたほうがいいですよね。 食事の注文には、よく使われる定番のフレーズがあります。レストランで本日のおすすめを教えてほしいときや、食べられない食材を抜いてほしい場合、カフェでコーヒーにホイップクリームを追加してほしいときなども、フレーズを知っていれば迷わずオーダーできるでしょう。 今回は留学を考えている人向けに、レストランやカフェ、ピザなどのデリバリーで食事を注文するときに知っておきたい英語のフレーズをご紹介します。

食事の注文に便利な英語フレーズ

||目次||

1. レストランで注文するときのフレーズ

2. カフェで注文するときのフレーズ

3. デリバリーを注文するときのフレーズ

4. 食事の注文はフレーズを覚えれば安心

 

レストランで注文するときのフレーズ


レストランでは、お店に入るとウエーターがメニューを持ってテーブルまで案内してくれます。注文するときは以下のフレーズを使いましょう。

 

●店員を呼ぶ

もしウエーターが離れた場所にいたとしても、大きな声を出すのはあまりおすすめできません。手を挙げて相手が気付くのを待つか、近くに来たときに「I’d like to order, please?」(注文をお願いします)と声を掛けます。「I’m ready for (to) order」も同じ意味合いです。

 

●料理を選ぶ

料理を注文するときは、「I’d like ~」や「I’ll have ~」に料理名を続けます。例えば、「I’ll have the Caesar salad and sirloin steak.」(シーザーサラダとサーロインステーキをお願いします)と頼みます。

料理を選ぶのにメニューをじっくり見たいときや、先に飲み物を持ってきてほしい場合は、以下のフレーズが使えます。

Let me see the menu for a while. (しばらくメニューを見せてください)
Could you bring the drinks first? (先に飲み物をお願いできますか?)

お酒は飲み物と別メニューで用意されていることも多いので、もし手元になければ「Do you have a wine list?」(ワインのメニューはありますか?)などと尋ねて、持ってきてもらいましょう。

料理に迷う場合は、ウエーターに「What do you recommend?」(何がおすすめですか?)と尋ねてみると、おすすめの料理を教えてくれます。「Do you have any recommendations?」も同様におすすめを尋ねるフレーズです。他の人が頼んだものと同じものが欲しいときは「I'll have the same one.」と言えます。
また、良い食材が入ったときなどに「本日のスペシャル」を用意するお店もあります。「What’s your special today?」(今日のスペシャル料理は何ですか?)と聞いてみましょう。

 

●量や調理法を指定する

レストランでステーキを頼むと「How would you like your steak ?」(ステーキの焼き加減はどうなさいますか?)と、焼き加減を尋ねられることがほとんどです。そのときは、次のようなフレーズで答えます。

Medium rare, please.(ミディアムレアでお願いします)

焼き加減の後に「please」を付けましょう。ステーキはほとんど生の「rare」(レア)から順に、「medium rare」(ミディアムレア)、「medium」(ミディアム)、「half-way between medium and well done」(ミディアムウェル)、「well done」(ウェルダン)と焼き加減が強くなるので、覚えておくと便利です。

卵も「How would you like your eggs?」(卵はどう料理しますか?)と調理法を尋ねられることがあります。ステーキの焼き加減と同様に、「Two sunny-side up, please.」(片面焼きの目玉焼きを2つお願いします)という風に「please」を使って注文します。
その他の調理法には「scrambled egg」(スクランブルエッグ)や「poached egg」(ポーチドエッグ、落とし卵とも)などがあります。目玉焼きは「fried egg」といって、片面焼きは「sunny-side up」、両面焼きで黄身が半熟状態の場合は「over easy」、両面焼きで黄身にしっかり火が通っているものは「over hard」と表現します。

 

●食材の量を加減してもらう・注文を変更してもらう

苦手な食材を減らしてほしい場合は、「leave out」(抜く)や「reduce」(減らす)を使って「Would you leave out the pickles for me?」(ピクルスを抜いてくれますか)などと頼みます。また「go easy on」を使って、「Please go easy on the mustard」(マスタードを少な目でお願いします)とも言えます。


なお、注文をキャンセル、変更したいときのフレーズの例は以下の通りです。

I’d like to cancel my salad.(サラダをキャンセルしてください)
Can I change my order?(注文を変更してもいいですか?)

 

●注文が終わったら

一通りメニューを頼み終えたら、「That’s all, thank you.」(以上です)と注文が済んだことを伝えます。頼んだ料理が揃ってしばらくすると、ウエーターが「Is everything OK?」(いかがですか?/問題ありませんか?)と確認にやって来ます。その際、「特に問題ない」「まだ何か来ていない」「追加で注文したい」などの返答に使えるのは、以下のフレーズです。

Yes, everything is fine, thank you.(特に問題ありません)
Caesar salad hasn’t come yet.(シーザーサラダがまだ来ていません)
Do you have mustard?(マスタードはありますか?)
Can I have some more water, please?(お水をもう少しもらえますか?)
Can I see the menu again?(もう一度メニューを見せていただけますか?)

また、メインの食事が終わると、ウエーターが「Would you like some drinks or desserts?」(お飲み物やデザートはいかがですか?)と尋ねてくることがあるでしょう。その場合は、「Yes, I’d like a cup of coffee.」(コーヒーをください)と追加で注文するか、「No thanks, I’m really full.」(いえ、お腹が一杯です)と断ります。

 

●会計する

レストランの代金は「Can we get our check, please?」(お会計をお願いします)とウエーターに頼み、テーブルで支払うのが一般的です。「Check, please.」のみでも伝わります。

 

カフェで注文するときのフレーズ


食事の注文に便利な英語フレーズ:カフェの注文編

カフェで注文する際は、「to go」(持ち帰り)など、カフェならではのフレーズがあります。

 

●コーヒーを注文する

コーヒーの注文では、種類やサイズの他に、ミルクやシロップなどのオプションを指定するお店があります。

I’ll have a grande iced latte.(アイス・ラテをグランデサイズでお願いします)

注文するときは「I’ll have a ~」の後に、サイズとコーヒーの種類を伝えます。
サイズはお店特有の言葉を使っている場合も多く、一例として挙げられるのが、「Small/Short」「Medium/Tall」「Large/Grande」、「Extra Large/Venti」です。

飲み物の熱さは「Hot」と「Iced」が基本ですが、「make it less hot」といって、ぬるくしてもらうこともできます。オプションはカフェインの有無、ミルクやシロップの種類など多彩です。カフェイン抜きは「Decaf」(ディカフ)、ミルクは普通の牛乳が「Whole Milk」、無脂肪は「Non-Fat Milk」で、他に「Coconut Milk」(ココナッツミルク)、「almond milk」(アーモンドミルク)、「Whipped Cream」(ホイップクリーム)もあります。

シロップの代表的なフレーバーは、「Vanilla」(バニラ)、「Caramel」(キャラメル)、「Hazelnuts」(ヘーゼルナッツ)です。これらは「sugar-free」(砂糖抜き)にしてもらうこともできます。
オプションを一通り含んで注文すると、以下の通りです。

I’ll have a tall iced decaf latte with vanilla syrup and whipped cream, please? (トールサイズのアイス・ラテをカフェイン抜きで、バニラシロップとホイップクリームを入れてください)

 

●持ち帰る・量を加減してもらう

注文が決まると店員さんが「For here, or to go?」(こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?)と尋ねてきます。アメリカでは、「持ち帰り」は「take out」より「to go」のほうが一般的です。店内の場合は「For here, please.」、持ち帰る場合は「To go, please.」と返答しましょう。

何かを足してほしい、あるいはあらかじめ入っているものを減らしてほしい場合は、以下のように頼みます。

Could you add extra whipped cream?(ホイップクリームを追加していただけますか?)
Can I get less whole milk?(ミルクは控えめでお願いします)

なお、オプションでミルクやシロップを多めにしたり、もともと含まれないものを加えてもらったりする場合は、その分値段が高くなることがあるので「Do you charge for extra whipped cream?」(追加のホイップクリームは別料金ですか?)と確認してください。

 

●追加でお願いする

デザートなど、メニューに見当たらないアイテムで探しているものがある場合は店員さんに「Do you have ~?」を使って「Do you have any tarts?」(タルトありますか?)と聞いてみましょう。 また、同じものを注文する場合は「Can I have another one?」(同じものをもう一つお願いします)「I’ll have the same thing, please.」(同じものをください)といいます。

 

デリバリーを注文するときのフレーズ


食事の注文に便利な英語フレーズ:デリバリーの注文編

今ではインターネットからでも注文可能ですが、電話でデリバリーを注文する際にも決まったフレーズがあります。今回はピザを注文する場合をご紹介します。

 

●電話でピザを頼む

店員:Thank you for calling. How can I help you? (お電話ありがとうございます。どのようなご用件ですか?)
客:I’d like to order a pizza for delivery.(ピザの宅配をお願いします)
店員:What would you like to order?(ご注文はお決まりですか?)

多くのお店ではメニューにオリジナルの名前が付いているかもしれませんが、トッピングを指定するときは以下のようにオーダーします。

客:I’d like a large pizza with mushroom, onions and bacon.(ラージサイズのピザにマッシュルームとタマネギ、ベーコンのトッピングをお願いします)

サイズは一般的に「Small」「Medium」「Large」の3つです。日本のサイズとは大きさが異なるので、注文する際は注意しましょう。
トッピングはサイズのあとに「with ~」で続けます。もし、1枚のピザで半分ずつトッピングを変えるときは以下のようにいいます。

客:I’d like a large pizza with half pepperoni and half corn.(ラージサイズのピザに、半分はペペロニ、もう半分はコーンとツナをトッピングしてください)

また、苦手な食材を抜いてほしいときは「Can I get it without onions?」(タマネギを抜いてもらえますか?)とお願いします。
注文が終わったら「That’s it.」(注文は以上です)と締めくくりますが、飲み物を尋ねられることもあります。

店員:Would you like anything to drink?(お飲み物はどうされますか?)
客:No, that’s it./I’d like large orange juice. (いいえ結構です/オレンジジュースをラージサイズでお願いします)

ピザを注文し終えたら、配達先を伝えます。宿泊先で注文する場合は、手元にホテルの案内書やカードなどがあると安心です。

店員:Can I have your address, please?(ご住所を教えていただけますか?)
客:It’s 100, First Avenue.(ファースト・アベニュー100番地です)
It’s Hotel X, room 305.( Xホテルの305号室です)

配達時間を尋ねたり、時刻を指定したりするときは次のフレーズを使います。

客:Can you tell me how long it would take?(大体どのくらいかかりますか?)
Is it possible to deliver by 6:00 p.m.? (午後6時までにお願いできますか?)

最後に支払方法を尋ねられます。

店員:How would you like to pay for this?(お支払い方法はいかがいたしますか?)
Cash or card? (現金とクレジットカードのどちらにしますか?)

客:Cash, please.(現金でお願いします)

 

食事の注文はフレーズを覚えれば安心


初めての海外留学でレストランやカフェ、デリバリーで食事を注文する際は、戸惑うことがあるかもしれません。持ち帰りを「to go」というなど、中には知らないとわからない表現もあります。食事の注文に使う英語は決まったフレーズが多いので、留学前に覚えておいたほうが安心です。 留学先で友人とレストランやカフェに行くことがあったら、今回ご紹介したフレーズを思い出してください。会話の練習と思って挑戦してみれば、次第に慣れてスムーズに注文できるようになるでしょう。
 

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