名門プリンストン大学の魅力とは?積極的に奨学金を給付する大学。

プリンストン大学は、アメリカの中でも8番目に古い大学で1746年に創立した歴史ある大学として知られています。日本では、あまり知名度がありませんが、世界では世界大学学術ランキング(2015年)で6位、世界大学ランキングTOP100(2015年)で7位、さらにアメリカの国内大学ランキングでは堂々の1位を獲得しています。

このプリンストン大学、一体どのような大学なのでしょうか?今回は、このプリンストン大学の概要や魅力、入学の難易度について紹介していきたいと思います。

 

||目次||

1. プリンストン大学ってどんなところ?

2. どんな学部があるの?

3. 気になる学費はいくらぐらい?

4. プリンストン大学に留学するには?

5. まとめ

 

プリンストン大学ってどんなところ?


場所

大学は、ニューヨークとフィラデルフィアの間に位置するニュージャージー州のプリンストン市にあります。緑あふれる場所にキャンパスはあります。キャンパス内にはレガッタ競技ができるほどの大きな湖、広大な草原があります。そのため、多くの野鳥や動物が共存しており、「動物注意」の看板も多く目にします。

周辺には学術機関・研究機関が多く立ち並び、アメリカの中でも有数の学園都市となっています。また、大学内にはゴシック様式やコロニアル様式の学舎や学生寮が立ち並び、歴史の深さを感じ取ることが出来ます。
 

学生数

学生数は約5300人、男女比は、男性51%、女性49%とほぼ同一の割合です。留学生の割合は約10%です。留学生のトップ出身国ランキングはカナダ、韓国、イギリスです。
 

国内での位置付け

世界大学学術ランキング(2015年)で6位、世界大学ランキングTOP100(2015年)で7位と国内外で高い評価を受けています。

特に、物理・数学の分野の研究では世界最高峰レベルであり、今までに約20人のノーベル物理学賞受賞者を輩出しています。近年、フェルマーの最終定理を証明したことで一躍有名になった数学者アンドリュー・ワイルズが授業を行っていることでも知られています。また、伝統的にリベラルアーツ(教養)を育むことを重んじており、ロースクール等の専門職大学院を設置していないことでも有名です。
 

難易度

合格率は約7%で、アイビー・リーグの大学の中でも難関の一つといわれています。

プリンストン大学の合格率は、アイビー・リーグの8校のうち、3番目です。トップ3(ハーバード、イェール、プリンストン)の大学を総称して、ビッグスリー、またはイニシャルをとってHYPとも呼ばれています。
 

寮の施設

学生の98%はキャンパス内に点在する6つの学生寮に住んでいます。だいたい、1つの寮に200人ほどの学生を収容しています。寮にはそれぞれ食堂がついていますが、どの寮の食堂も使うことができます。また、コミュニティのつながりを大切にしており、寮の入り口には寮生全員の顔写真が貼ってあります。寮は基本的に教授や大学院生が管理(マスター)を行います。
 

学食

学食は寮ごとに存在します。バイキング形式で好きなものを食べることが出来ます。学食の内装は華美です。ハリーポッターの舞台にもなったハーバード大学の学食にも負けず劣らずの荘厳さで知られています。

また、“Graduate College”と呼ばれる塔にある食堂には、パイプオルガンが設置されており、毎月お昼の時間帯にパイプオルガンコンサートが無料で行われています。

 

著名な卒業生

日本人の卒業生

  • 波多野敬雄(国連大使)
  • 北沢直吉(内閣官房副長官)


ノーベル賞受賞者

  • フランク・ウィルチェック(物理学賞受賞)
  • ジョン・ナッシュ(経済学賞受賞)


ハリウッド俳優・女優

  • ウェントワース・ミラー(プリズン・ブレイク主演)
  • ディーン・ケイン(ビバリーヒルズ高校白書に出演)


実業家

  • ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
  • エリック・シュミット(Google会長)


 

どんな学部があるの?


専攻は29の学部から選ぶことができます。学部にはコアカリキュラムがなく、自由に授業を選択することができます。

特に物理・数学の分野においては、世界最高峰のレベルで著名人が教鞭をとることも少なくありません。フェルマーの最終定理を証明したことで有名なアンドリュー・ワイルズも教鞭を執っていました。更に物理の分野では知らない人はいないアルバート・アインシュタインは、プリンストン大学の近くにあるプリンストン高等学術研究所で教鞭を執っていました。アインシュタインの旧家はプリンストン大学のすぐそばにあり、現在も人が住んでいます。

また、プリンストン大学では、音楽や美術等の分野の教育に力を入れており、映画や演劇、音楽分野において専門的に学ぶことも出来ます。街全体で「プリンストン・アートウォーク」という美術イベントを開催し、プリンストン大学付近、学内の美術館が無料になります。

人気の専攻では、「情報工学」「経済学」「行政学」が挙げられます。プログラミングの授業では、C言語やJavaなどを学ぶことができます。


 

気になる学費はいくらぐらい?


学費

寮費が151万円、学費が453万円であわせて604万円となっています。この金額だけ見ると高額ですが、実はアイビー・リーグの中では最も学費が安いといわれています。その理由は、積極的に奨学金や学費支援をしており、学部生の60%が学費援助を受けているためです。

また、2001年からアイビー・リーグ初、返済不要の奨学金制度を行っています。卒業後ローン返済に苦しむ学生が少ないことから、アメリカ大学ランキングでは長年上位を独占しています。この学費援助ができる背景には、卒業生が大量の寄付とその資金を有効に投資していることがあります。

奨学金について

前述した通り、プリンストン大学では奨学金を積極的に学生に支給しています。条件も他大学と比較すると、両親の年収が2,000万円を超えていても承認されることもあります。

このプリンストン大学で用意されている奨学金は、通常において留学生に適用されません。しかし、成績優秀であれば、この限りではなく年収にあわせた奨学金が支給されることもあります。ほとんどの場合は、留学生向けの奨学金を活用する必要があります。しかし、他国の留学生も対象になるため、選考倍率が高いです。可能であれば、国内で募集している奨学金を利用する方が良いでしょう。

日本で募集されている奨学金

民間・公共団体問わず、無利子返済不要の奨学金も数多く存在します。奨学金は渡航前に申請を行う必要があるので注意が必要です。申請条件は、それぞれ提供している機関や団体によって異なるので、必ず確認をしましょう。
 

【返済不要の給付型の奨学金を提供している団体・企業】

  • 文部科学省(トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム)
  • 独立行政法人 日本学生支援機構(大学院学位取得型、協定派遣など)



アメリカで募集されている奨学金

アメリカの奨学金制度には、大きく分けて3つの種類があります。


【主な奨学金の種類】

  • グラント…国や州の予算から支給される。返済不要。プリンストン大学やハーバード大学など、有名大学になるほど、給付型奨学金がある場合が多いです。
  • スカラーシップ…学業、スポーツなどで優秀な成績を収めたものに支給される奨学金制度。授業料が全額免除になるケースも。
  • ローン…返済が必要になる奨学金。

 

 

プリンストン大学に留学するには?


出願に関する特徴として、プリンストン大学では新入生のみの出願しか受け付けていません。すでに他の大学で科目を履修している学生の編入は認めていません。もし、入学をするのであれば、大学院からの入学になります。

入学で評価されるポイント

アイビー・リーグの中でも、屈指の難しさとされ、合格者のGPAの平均は3.9ポイント、TOEFL(iBT)の平均点は109点とされています。いずれにしても、フレッシュマンで留学入学するのであれば、ネイティブ並の英語力が必要になります。また、アイビー・リーグに共通していることは、高得点だけではなく、学風に合った人柄や価値観を重視する傾向にあります。

過去には、SATで満点をとっているにもかかわらず、不合格になった学生・親が大学を提訴したケースもありました。もちろん、留学生なので語学力を磨くのは当然なのですが、頭でっかちにならずに学業以外の活動に積極的に参加することと、プリンストン大学に入学してどういうキャリアを築きたいかなど、将来のビジョンを設計することもあわせて行いましょう。


【重視される項目】

  • 高校の学業成績(GPA)…3.9点
  • 推薦状(2通)
  • SAT、ACTなどのスコア
  • エッセイ
  • TOFEL(iBT)…109点

 

プリンストン大学は「給付型奨学金」を実施し、多くの学生に門戸を開いていた。


いかがでしたでしょうか。この記事で、プリンストン大学の魅力や難易度について理解いただけたかと思います。ぜひ、参考にしていただければと思います!

 

 

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