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折れ線グラフや円グラフを英語で説明するのに使えるフレーズ集

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11 5月 2017
グラフを英語で説明する

学校の発表やビジネスシーンのプレゼンで資料にグラフがあるとき、英語でうまく説明することはできますか?棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなど、グラフにはさまざまな種類がありますが、決まった単語やフレーズさえ覚えておけば、簡単に説明できるようになります。
ここでは、英語でプレゼンをする予定がある人向けに、グラフの説明で使える英単語やフレーズをご紹介します。

グラフを英語で説明するのに使えるフレーズ集

||目次||

1. グラフの説明に使える基本的なフレーズ

2. 折れ線グラフを英語で説明するときのフレーズ

3. 棒グラフ・円グラフを英語で説明するときのフレーズ

4. 定型フレーズを覚えれば、グラフの説明は簡単!

 

グラフの説明に使える基本的なフレーズ


英語でプレゼンを行うとき、グラフの説明に使える基本的なフレーズを見ていきましょう。ここでご紹介するフレーズだけでもメッセージは十分に伝わります。

 

● Please look at ~./Please refer to ~.

Please look at this pie chart. (こちらの円グラフをご覧ください)

「Please look at ~.」で「~を見てください」、「Please refer to ~.」は「~を参照してください」という意味です。プレゼンの参加者に、グラフに注目してほしいときに使います。また、「Let's take a look at ~」(~を見てみましょう)という言い方も好んで使われます。なお、プロジェクターなどを使わず、配布した資料をもとにプレゼンする場合は、次のように言います。

Please look at the pie chart on the first page. (最初のページの円グラフをご覧ください)

 

● I'd like to ~.

I'd like to show you the graph of our performance. (当社の業績のグラフをご覧に入れたいと思います)

「I would like to ~」の短縮形で、「I want to」(~したい)の丁寧な言い回しです。特にビジネスシーンのプレゼンでは「I want to ~」は使いません。ここに挙げた例の他にも、「I'd like to explain ~」(~をご説明したいと思います)「I'd like to hear your thoughts.」(皆さんの考えをお聞かせください)など、便利に使えるフレーズです。
また、同じ意味で「Let me ~.」(~させてください)という表現も、「Let me show you the graph of our performance.」(当社の業績グラフをご覧ください)のようによく使われます。

 

●グラフのデータ、調査の結果について説明するときのフレーズ

・As you can see ~.
As you can see here, our performance is improving. (ここに見られますように、当社の業績は改善しています)

「As you can see ~.」で「~でわかるように」「~に見られるように」という意味があり、グラフから読みとれる事実やデータを説明するときに使います。「As you notice ~」(お気付きのとおり)という表現も、プレゼンではよく使われます。該当箇所をレーザーポインターなどで示しながら説明するとより効果的です。

・This shows the results(number) of ~.
This shows the results of the recent survey. (これは最近の調査結果を表しています)

「This shows the results of ~.」(これは~の結果を表しています)、または「This shows the number of ~.」(これは~の数字を表しています)と言います。グラフ上の数値がどこのデータや調査から得たものなのか、何の数字かなどを説明するときに使えるフレーズです。

・According to the results of ~.
According to the results of the recent survey, the household spending is increasing.(最近の調査結果によれば、家計支出が増加しています。)

「According to the results of ~.」で「~の結果によれば」という意味があります。グラフの示す傾向や、何が読みとれるかを説明するときなどに使用するフレーズです。

・Compared with ~.
Compared with other products, ours are the best in class. (他と比べると、当社の製品がクラス最高です)

具体的な数値をほかと比較して説明する場合の表現です。「compared with a year earlier」で「前年に比べて」と表現することもできます。

・As a result ~.
As a result, we could reduce CO2 emissions significantly. (結果的に、私たちはCO2排出量を大幅に削減することができました)

「As a result ~.」(結果として~)は、グラフから得られる結果や結論、成果、アピールしたい事柄などを説明する場合に使うフレーズです。

・year-on-year
The net sales in March increased 10%, year-on-year. (3月の純売上高は、前年同月比で10%増加しています。)

「year-on-year」(年度ごとの、前年同期比、前年同月比)は、売り上げなどのグラフで前年の同期間と比較して説明するときに使います。例えばグラフの横軸が歴月の場合、「year-on-year」は前年同月比を意味します。

 

折れ線グラフを英語で説明するときのフレーズ


折れ線グラフを使ってプレゼンをするときの覚えておきたい単語、フレーズをご紹介します。

 

●覚えておきたい単語

折れ線グラフは「line graph」といい、グラフの縦軸を「vertical axis」または「vertical line」、横軸を「horizontal axis」または「horizontal line」と言います。

グラフの線については、実線を「solid line」、点線を「dotted line」、破線を「broken line」と言います。太線は「thick line」、細線は「thin line」です。

増加(上昇)は「increase」または「go up」、横ばいは「remain flat」または「stay flat」、減少(低下)は「decrease」「go down」を使用して説明します。

 

●覚えておきたいフレーズ

・The vertical line shows ~ and the horizontal one ~.
The vertical line shows our sales volume and the horizontal one calendar month.(縦軸は当社の販売高を表し、横軸は暦月を表しています)

グラフの縦軸と横軸について説明するときは、「The vertical line shows ~ and the horizontal one ~.」(縦軸は~を表し、横軸は~を表します)を使います。

・現在形と過去形の使い分け
From March to August, the net sales increases 5%. (3月から8月にかけて、純売上高は5%増加しています)
From 2015 to 2016, the commodity price remained flat. (2015年から2016年まで、物価は横ばいでした)

グラフの示す傾向について話すとき、動詞は現在形を使い、過去のデータについて話すときは動詞を過去形にしましょう。
また、今後の予想について話すときは、「expect」や「anticipate」を使います。

We expect the rainforest to decrease 1% each year. (私たちは熱帯雨林が毎年1%ずつ減少すると予想しています。)
We anticipate net sales to increase in South-East Asia. (当社は東南アジアでの純売上高の増加を見込んでいます。)

変化の大きさやスピードについて話すときは、以下に挙げる副詞を使うと良いでしょう。

・significantly/substantially/markedly(大いに/相当/著しく)
In the last fiscal year, our sales increased markedly. (昨年度、当社の販売量は著しく増加しました)

・moderately/somewhat(適度に/多少)
Rainfall is somewhat reduced. (雨量が多少減っています)

・slightly/a little(わずかに/少し)
The figures are slightly above our goal. (数字は目標をわずかに上回っています)

・quickly/rapidly(速く/急速に)
The population of senior citizens is increasing rapidly. (高齢者の人口は急速に増えています)

・slowly/gradually(ゆっくりと/徐々に)
The sales increased gradually from 10,000 to 12,000. (売り上げは1万から1万2000と徐々に増えています)

 

棒グラフ・円グラフを英語で説明するときのフレーズ


棒グラフや円グラフを説明する時の英語フレーズ

棒グラフ・円グラフ特有のフレーズを覚えれば、あとは折れ線グラフと同じように説明することができます。

 

●覚えておきたい単語

棒グラフは「bar chart」または「bar graph」、円グラフは「pie chart」と言います。単に「bar chart」と言えば縦棒グラフを意味します。横棒グラフは「horizontal bar chart」です。
値の説明には、「roughly」(およそ)、「above」(~より上)、「below」(~より下)などの副詞を覚えておくと良いでしょう。

 

●覚えておきたいフレーズ

・represent
The blue portion represents the positive response from our customers. (青い部分はお客様からの肯定的な答えを表しています)

「○○○ represents ~.」(○○○は~を表しています)など、グラフが何を表しているのか説明するときに使います。

・share of
The market share of our product is roughly 30%. (当社製品の市場占有率は、およそ30%です)

どれくらい占めているのかを説明するときは「○○○ share of △△△ is ~.」(△△△の〇〇〇に占める割合は、~です)という表現があります。例文中の「roughly」は「above」(超えている)や「below」(未満) などに変えることができます。

・occupy
Women occupies 90%. (女性が90%を占めています)

どれくらいの割合を占めているのか表現する際には、「occupy」も使えます。例文と同じ意味で「90% is occupied by women.」と表現することもできます。

 

定型フレーズを覚えれば、グラフの説明は簡単!


プレゼンの成否は準備の良し悪しで決まります。グラフを作ってから英語でどのように説明するか考えるのではなく、英語でどう説明するかを考えながらグラフを作ると良いでしょう。もし説明しにくいところ、自信のないところがある場合は、説明しやすいようにグラフを工夫したほうが、プレゼンはうまくいきます。また、資料はグラフとキーワードを記載する程度にとどめ、自分の言葉で語りかけるよう心掛けましょう。 「○○○は英語で何と言うんだろう?」といった考え方にとらわれると、難しい単語を使いすぎ、かえってメッセージが伝わりにくくなります。今回ここでご紹介したフレーズに知っている単語や言い回しを当てはめて、自分の言葉でプレゼンすることをおすすめします。

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