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ワーキングホリデーで英語力を身に付けるコツと留学前の勉強法

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31 8月 2017
ワーキングホリデーを有意義なものにするためのコツ

「ワーキングホリデー」とは、海外で勉強したり、旅行したりしながら働ける制度のことです。「ワーホリ」ともいわれています。
語学留学と同様に、ワーキングホリデーも行けば必ず英語力がアップするわけではありません。英語力を身に付けるには、いくつかの押さえておくべきポイントがあります。行く前の準備と現地での過ごし方によって、どれくらい英語が上達するかは違ってきます。
今回はワーキングホリデーに行く前の心構えや、英語学習法などを詳しくご紹介します。

ワーキングホリデーで英語を身につけるコツ

||目次||

1. ワーキングホリデーに行けば英語力は上がる?

2. ワーキングホリデー前にしておきたい英語の勉強法

3. ワーキングホリデー中に心がけたいポイント

4. ワーキングホリデーの成功には語学学校選びも重要

5. ワーキングホリデーで成果を得るために

 

ワーキングホリデーに行けば英語力は上がる?


「英語圏の国で実際に生活するから、英会話力は上達するはず」と考えている人は、注意が必要です。

 

●ただ行くだけでは英語力は上がらない

留学にしてもワーキングホリデーにしても、ただ行くだけでは英語は上達しないでしょう。 外国人しかいない環境でも、積極的に英語でのやり取りを行わなければ英語力は上がりません。スピーキングを磨きたいなら「積極的に話しかける」「日常で出てきたフレーズをノートにまとめる」といった日々の努力が必要です。
「現地の人と積極的に話して英語力をアップしたい!」とやる気があっても、ネイティブスピーカーと意思の疎通を図るのがなかなか難しいケースもあります。もともとの英語力があまり高くない場合です。
英語の短文を読んだり、簡単なコミュニケーションを取ったりすることができる程度の英語力では、ネイティブとの会話は一苦労です。すると、つい日本語を話せる環境で働いてしまう……ということもあります。
現地での生活を始めるまでに、ある程度の英語力を付けておくことが必要です。

 

●英語力をアップするために大切なこととは?

ワーキングホリデー後にどうなっていたいのか、まず具体的な目標を立てます
英検やTOEIC®をはじめ、英語力に自信のある人ならTOEFL®、IELTSなど、資格試験を受けて自分の英語力を把握するのもおすすめです。自分の現在のレベルから、どれくらいのスコアアップを目指すか、具体的な目標数値を掲げることができます。
具体的な目標を立てたら、ワーキングホリデーに行く前にも英語の勉強をしておきます。 英検2級やTOEIC®で700点くらいの英語力があれば、単語も文法も土台ができているので、会話に自信がなくてもそのまま現地を訪れて大丈夫でしょう。
英検2級やTOEIC®で700点を取るレベルに満たない場合は、日本にいる間に英語の勉強をしてから現地へ行ったほうが、ワーキングホリデー中に困ることも少なくなります。
ワーキングホリデーに行ったら、現地でも引き続き勉強する心がけが必要です。
語学学校に通うかどうかは自由ですが、行く場合は費用や授業の時間数、学習サポートの内容など、詳細を比較して学校を選びましょう。

 

ワーキングホリデー前にしておきたい英語の勉強法


英語でコミュニケーションをとりたいなら、中学生レベルの文法と単語は完璧にこなしておきましょう。

 

●英文法を復習する

復習するのは、中学校で習う文法のみで十分です。仮定法など高校で習う英文法にまで手を広げず、中学英文法の基礎を完璧にしましょう。
応用や例外を勉強するよりも、基礎文法を理解した上で、会話上で考えることなく使えるようになるのが理想です。

 

●英単語の知識を増やす

語彙力を増やすために、英単語を覚えましょう。基本的な英単語が身に付いていないと、自分で話すのも、相手の話していることを聞き取るのも難しいからです。
英検2級レベルの単語集などが、ちょうどいい難易度です。
まずは難易度の低い単語から、反射的に英語から日本語へ変換できるくらいまで覚え込みましょう。

 

●英語のフレーズを暗記する

英語力があまり高くなくて自分でうまく文章を作ることができない場合は、例文集などを覚え込むのも一つの方法です。接客用の例文などを中心に暗記してみましょう。
ただし、フレーズの丸暗記は応用があまり利かないため、時間がないときの最終手段といえます。

 

●リスニング力を強化する

英語を聞いて理解できる力がないと会話は成り立たないので、リスニング力を鍛えるのも大切です。
無料のもので構わないので、15分ほどで終わるようなポッドキャストやアプリ、ラジオ講座などを、毎日1つ~5つくらい聞き続けるのがおすすめです。
設問がついている場合は解いてみて、そうでないときはディクテーションをしてスクリプトと照らし合わせてみましょう。
聞き流すだけで「勉強しているつもり」にならないように、注意してください。

 

ワーキングホリデー中に心がけたいポイント


ワーキングホリデー中に心がけたいポイント

ワーキングホリデーを通じて少しでも英語力をアップさせたいなら、できるだけ英語に触れる機会を増やす努力が必要です。

 

●できるだけ日本語に触れない

英語に自信がある人なら、迷わず日本人の少ない滞在場所を選ぶことをおすすめします。
英語力に自信がない場合も、日本人が多いところで働くのは避けたほうが良いでしょう。
日本人がたくさんいると、つい慣れ親しんだ日本語で話すため、英語に触れられる機会が減ってしまいます。
また、SNSで友人とやり取りをしたり、情報発信したりする際も、なるべく英語を使うようにすると良いでしょう。

 

●語学学校に通う場合は予習・復習を行う

語学学校に通っても、ただ授業を受けるだけでは、英語はなかなか上達しません。毎日の予習と復習によって、日々の学習に対する理解がさらに深まります。

 

●現地の人や他国からの留学生と交流する

現地のお店などでは、周りにいる人に積極的に話しかけてみましょう。Small Talkを楽しむことが、英会話に対する自信にもつながります。
見ず知らずの人に話しかけるのに抵抗がある人は、語学学校に通ってアクティビティーに参加すると良いでしょう。他国から来ている留学生との交流を通じて、英語力アップを図れます。

 

ワーキングホリデーの成功には語学学校選びも重要


ワーキングホリデーで語学学校に通うなら、学校選びも重要です。ここでは、ワーキングホリデーに特化したコースもあるカプランの語学学校についてご紹介します。

 

●カプランの語学学校の特徴とは?

1クラス12~15名の少人数制クラスで、生徒の国籍が偏らないようにしているため、「学校に行ってみたら日本人ばかりだった」ということがありません。
また、カプラン独自の学習システムにより、授業の復習や自習をサポートします。

 

●おすすめは「Job Club」

「Job Club」は、ニュージーランドにあるカプラン オークランド語学学校で開催しているクラブです。
ニュージーランドで就労できる資格を持っている生徒を対象としたクラブで、週1回の頻度で開催しています。英語力に自信をつけてから就労先を見つけたい方にはぴったりのClubです。2週間から期間が選べるフレックス英語コースを受講しながら、ニュージーランドで働くための準備をするのも一つの手です。
 

●どんなことをするの?

レジュメの書き方指導から、講師による添削もあり、仕事に応募するための準備を整えます。もちろん応募までの準備だけでなく、面接対策やニュージーランドでの職探しなども習得します。

 

ワーキングホリデーで成果を得るために


ワーキングホリデーと語学留学の大きな違いは、「現地で働く」という点です。
お金をもらう以上は、責任を持って仕事に取り組む必要があります。「だからこそ頑張れる」というチャレンジ精神のある人なら、きっと充実した外国生活を送れるはずです。
ワーキングホリデーに行く前はしっかり下準備を行い、現地でも積極的に英語を使っていけば、英語力が身に付いてくるでしょう。

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